当社は、総合情報サービス事業者として、「お客さまに安心感と信頼感のある ITサービスを継続的に提供する」という社会的な使命を帯びています。
このような社会的企業責任を果たすには、当社事業への潜在的脅威や、そうした脅威が現実となった場合に引き起こされる可能性のある事業運営上の影響を特定して予防策を講じておくとともに、 万一事業の中断や阻害が発生した場合に事業活動を継続し、かつ復旧するための計画を立てておくことが必要不可欠です。さらに、教育訓練、演習、レビューなどを通じて、この事業継続計画が有効であることを確実にしなければなりません。

 

このような認識にたって、当社公共BPOサービス部及びデータセンター運用部・データセンター企画部 (企画グループ)は国際規格「社会セキュリティ - 事業継続マネジメントシステム - 要求事項(ISO 22301)」 に準拠した事業継続マネジメントシステム(以下、「BCMS」という)を構築し、このBCMSが有効的かつ安定的に維持・運用されるように次の通り基本方針を定め、これに取り組みます。

1. 事業継続の目的

  1. 社会機能に関わるITサービスの提供が長期にわたって中断することのないように努めます。
  2. 当社の財産保全及び財務の健全性確保に努めます。
  3. 関連する法令その他の規範及び契約上の義務を遵守します。

2. BCMSの適用範囲

  1. 当社公共BPOサービス部及びデータセンター運用部・データセンター企画部 (企画グループ)が提供するサービスを適用範囲とします。

3. BCMSによって達成する目標

  1. 最小事業継続目標など、事業継続で達成する目標を明確に定めます。
  2. PDCAサイクルを運用することによって、効果的なBCMSを実現します。

4. BCMSの継続的な改善

  1. 事業継続計画に対する演習及びBCMSに関する内部監査・マネジメントレビュー、並びに事業影響度・リスクの見直しなどの活動を定期的に実施します。
  2. これによって、基本方針の適切性、並びにBCMSの手順の妥当性及びその運用の有効性をレビューし、BCMSの取組みを継続的に改善します。

制定日:2014年7月1日
改定日:2024年4月1日

 

株式会社さくらケーシーエス
代表取締役社長 加藤 貴紀