就職情報サイト(マイナビ)からのエントリーは随時募集中です。会社説明会は3月頃から行う予定です。つきましては、しっかりと将来を見据えた自己分析を行い、業界研究や会社研究をしていただきたいと思っています。
尚、会社説明会の開催情報は、就職情報サイト上で公開ならびにご案内いたします。まずは就職情報サイトからのエントリーをお願いいたします。
もちろん情報処理の勉強をしてきた学生は歓迎です。しかし当社では、その資質や能力を文系・理系、経験の有無だけで判断することはありません。それよりも、SEとしての適性をまず重視します。これは文系、理系といったことや専門知識、経験の有無に全く関係のない資質の部分です。実際、当社の第一線で活躍するSEも、学生時代は文系で、かつ情報技術の分野に全く縁のなかった人も少なくありません。また、毎年新入社員の5割程度が文系出身者です。
大切なのは、文系・理系に関わらず、お客さまの気持ちの理解とニーズを読み取ることができ、それに対する企画・提案力を備えることです。学生時代に情報技術に関する専門知識を習得された方はもちろん優位であると言えますが、それと同等以上に論理的思考力やコミュニケーション力が求められる仕事がSEです。
「人材育成・教育研修」のコーナーでも新入社員研修について詳しく紹介していますが、教育体制の充実は、当社の特長のひとつと言えます。例年、新入社員はパソコンの操作経験はあっても、IT関
連知識の乏しい方が多く、そのため内定期間中の通信教育から始まる新入社員教育は、知識がないことを前提にカリキュラムを組んでいます。
集合研修は、社会人・SEとしての基礎能力と基本動作の習得を目的に、約3ヶ月にわたって行われますが、単に詰め込み教育や机上の学習に終始せず、実習やグループ学習の形態を採り入れるなど、
変化を持たせた内容となっています。なお、ソリューション営業へ進む方も、システムに関する基本的な知識は必要であるとの考えから、受講対象となっています。さらに配属後は、個々に専任のトレーナ
ー(職場の若手社員)を配して9ヶ月間のOJT研修があります。不安を抱いていた頃が懐かしく思える日はすぐにやってくるはずです。
情報サービス企業は、資本系列による3つのグループがあり、これらの背景によってそれぞれの企業の経営や事業展開は異なります。
ユーザー系 | 主にユーザー企業の情報システム部門が分離独立して設立されたり、ユーザー企業が出資して設立された会社。またはコンピューターメーカー以外の企業の子会社。 |
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メーカー系 | コンピューターメーカーの子会社や直系列としての会社。 |
独立系 | 親会社や系列会社を持たない独立独歩の経営をしている会社。 |
ちなみにさくらケーシーエスは、
という点から、それぞれの特長を兼ね備えた総合情報サービス企業であるといえます。
当社の取引先別売上比率は、SMBCグループ向けが20%強、富士通グループ向けが20%弱です。この数字が示すように、母体企業のみに依存することなく、独自の事業分野の開拓にも積極的に取り組んでおり、バランスのとれた取引状況となっています。
約3ヶ月の新入社員研修の後、各部のニーズや個々の適性を考慮し、配属先を決定します。
残業時間は1ヶ月平均、約20時間程度となっています。
SEは、知識集約型のモノ作りの仕事です。人件費などコスト意識を持ちながらもお客さまに対して納期と品質を守る責任があります。スケジュールどおりに進捗すれば問題ありませんが、仮に開発作業上のトラブルやその他の理由で納期や品質が守れない可能性が出てきた時には、多少無理しても軌道修正しなければなりません。もちろんトラブルばかりではなく、より高品質のシステムを作ろうとするがために、スケジュールが遅れ、残業が発生するということもあります。
ただし、恒常的に残業が多いというわけではありません。また、当社には残業を奨励する風土は決してありません。以下の項目に取り組み、「ワーク・ライフ・バランス推進運動」を積極的に展開しています。
・長時間労働の削減
・年次有給休暇の取得目標および最低取得日数の設定
・連続休暇の取得促進
・勤務間インターバル制度(11時間)の導入
年次有給休暇は、入社初年度から20日間付与しています。2019年度の平均取得日数は15.5日でした。
人事部からは定期的に取得を促したり、Q07でも触れたとおり、計画的な連続休暇取得を促しています。
さくらケーシーエスユニオンというユニオンショップ制の労働組合があり、各種制度や待遇の改善などに尽力しています。
また、組合主催の各種イベントも、組合員の楽しみのひとつです。
2020年4月現在で、従業員数は1,012名(男779名、女233名)、平均年齢は43.2歳(男45.3歳、女36.3歳)、平均勤続年数は19.5年(男21.4年、女13.1年)です。
いわゆる人材派遣業者のようなIT技術者派遣は行っていません。なお、複数のIT企業が参画する大規模プロジェクトや、機密情報を取り扱うプロジェクトなどでは、一定期間、社外に常駐してプロジェクトに参加するケースがあります。この場合でも、上司・先輩による定期面談などにより、コミュニケーション活性化に配慮しています。
現在、会社が正式に認めたクラブ活動として、野球、ランニング、サッカー、写真部があり、対外試合なども盛んに行っています。会社も活動のための補助金を支給するなどバックアップしています。
その他、クラブ活動としては登録していませんが、社員同士が集まって山登りをしたり、球技を楽しんだりと広く交流が行われています。
まず内定者全員に経済産業省認定・情報処理技術者試験資格取得のための通信教育を受講していただいています。入社1年以内に、基本情報技術者試験「新入社員全員合格」を目標に全面的にバックアップします。また入社後も、各種資格取得対策講座の開講・補助が行われており、資格取得をバックアップしています。
なお、合格者には合格祝金を支給しています。
4月1日に在籍していた従業員が1年後の3月末までにどれだけ退職したかで退職率を算出しています(3月末退職者は含み、定年退職者は除く)。
過去3年間の退職率は、2017年度が3.5%、2018年度が4.3%、2019年度が2.6%という実績です。
なお昨今、業界や会社を問わず、大卒者の約30%が就職先を3年以内に退職するという実態(厚生労働省調査)が問題視されていますが、当社における新入社員の3年経過時点の退職率は、2017年4月入社が12.9%となっています。